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2004/06/13 豊かさ

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サン・ルイスは、赤道に近く日中の気温は30度ぐらいのところで、冬まっしぐらのサンパウロとは正反対。また、サン・ルイスはブラジルで最も貧しいといわれるマラニョン州の州都であり、同時に最も犯罪率が低いところでもある。
マラニョンセ(マラニョンの人)はとてもいい人ばかりだ。ヒロは、ここがとても好きだという。私もとても気に入った。人はとても親切で、みんないい笑顔をする。ロバや馬が、荷物を運ぶ姿もよく見られる。夜も遅くまで歩いていても怖くないし、人気のない道ですら、やわらかい雰囲気をもつ。白い砂漠のある街で、夕食を食べに出かけるとき、ポーザーダ(ペンション)の人に「ここは安全?」と聞いたら、「うん、世界で一番安全だよ」と答えてくれた。世界で一番安全っていう彼に、私はなんだかとても嬉しかった。
日ごろサンパウロという大都市に住み、昼間でも常に気を張っている私にとって、「安全」ということがどれだけ「幸せ」であるかが身にしみてわかる。一番貧しいといわれるところだけど、豊かさって、はかれるものだけではないと思った。

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Comments

ブラジルでは貧しいけど、餓死するようなことは無いのね。木には果物がなっているし、凍死するほど冷えることはまず無いし、カトリックの国だから、誰かが与えてくれるだろうというのもあるだろうし。そういう意味では、貧しくても、食べ物に困らず、広大な土地のどこかで眠るところはあるわけだから、貧しさといっても、どこか穏やかなのかもしれない。

Posted by: りこ | June 23, 2004 at 02:00

その貧しさ加減がわからないので一概には言えないけれど、
お金が無くても犯罪が少ないほうがこの御時世珍しくて幸せなことなのかもね。
他者に理不尽に傷つけられることがなくて人を信じることが容易になるから自然とみんな優しい気持ちになれるんだろうね。
そしてそうやって満たされることのほうが人間にとっては大切で幸せなことなのかもしれない。
深いなー。ブラジル。

Posted by: あゆ | June 21, 2004 at 10:44

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