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2005/07/29 編まれているのはココロ

0729私のブラジル人のお友達は少ないけれど、大事なお友達ばかりだ。今日は、お友達から手編みのマントを頂いてしまった。売り物にするくらい上出来で、絹の入った毛糸は軽くて感触が優しい。
私に選んでくれた桃色のマントは、びっくりするくらいかわいかった。可愛すぎて、身につけるのに躊躇した。それを見て、茶色やダークグレーのポンチョも着せてくれた。だけど、最初に彼女が選んでくれた桃色のマントが可愛い。
モノトーンの服が多い私なのに、彼女は「りこさんは桃色がとーっても似合う☆」という。鏡に映った私も嬉しそうだ。彼女のお嬢さんも絶賛してくれる。ちょっとハズカシイ・・・。パートナーには薄い水色のマフラーを下さった。使ってほしいから気に入らなかったら取替えに来てね、とおっしゃる。
そんなことないよ。だってとっても素敵だもの。早速マントを羽織って、坂道を転ばないように注意しながら、ルンルンした気持ちで家まで帰ってきた。とってもあったかい。ココロまでもが、こんなにあったかい。

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2005/07/28 街角の花屋さん

0724_4街角にはよく花屋さんがある。最近はスーパーで切花も鉢植えも扱うようになり、店舗のお花屋さんは、売り上げが伸び悩んでいるときいている。それとは別に街角に可動式の花屋がある。
街角の花屋さんは、結構たくさん種類がある。鉢植えの花が殆どで、うちの近所のスーパーよりは種類がある。家の斜向かいに毎朝立つから、運ぶ距離が短いので、私が楽できる。
最初の頃は、スーパーで値札がついた花を買うことが多かったけれど、ある時、買おうと思ったら、花屋さんのいるスペースの工事があって、2日間お休みで、買う機会を逸してしまった。
曇りでも、そこに花屋さんがあるだけで、街角が明るくなる。私の好きな、街の景色のひとつ。

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2005/07/27 係ツナガリ

0728_3「係」っていうと、小中学校のクラス内の「係」というイメージがある。久しぶりにやった係は、「ブラジルを知る会」の「旅行係」。メンバーや時に一般の人たちを交えて、バスを借りてサントスやピンガ工場へ行ったり、市立市場や市立劇場、ジョッキークラブなどに出かける。その際に、人を調整したり、点呼を取ったり、感想文を集めたりする。旅行係には、仕事として旅行会社をやっている人やサンパウロで一番といわれるガイドさんもいる。もちろん私のような主婦が多いけれど、縁の下力持ち。各々やることはたくさんある。みんなと一緒に係ができて、だから楽しかった♪0727_7
今日はその皆さんに送別してもらった。「サンパウロに又おいでね。うちに泊まっていいからね」「日本でも会いましょうね~」とみんなが言って下さった。どの方も忙しい方ばかりなのに、私のために時間を作ってくれた、そのことが本当に嬉しかった。
大人になると友達は減るって聞いたことがあるけど、私は違うような気がする。だって、友達は益々増えていくよ。今日のレストランには、ブラジルらしい植物が植わっていた。記憶には、みんなの顔と植物の色がインプット。カードもサンパウロの名所が立体的に浮き出るステキなカード。どうもありがとうございました。いい思い出といい友達が増えて、とてもうれしいです。

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2005/07/26 よくやった

0725_1「ブラジルを知る会」の私の最後の発表だった。担当したのは、コロニアの教育・文化について。日本語教育を各年代ごと、そして現状を知った。ちなみに、ブラジルにおいて最初の日本語学校となったのは、1915年の「大正小学校」。学校数や学習者、普及団体が、時代と共に変化をなし、その経緯がおもしろかった。
コロニア文化の俳句は、特に興味深かった。短歌や川柳、小説などがあるが、手にした「移民90年俳句集」のおかげで、時代ごとに読むことができた。移民初期時代、外国語禁止が始まった頃、日本が参戦した頃、永住を決めた頃など、その時代時代が歌から見えておもしろい。景色が浮かぶような俳句が多くて、涙が出そうになるものもあった。
美術では日系人の活躍は顕著だ。今ではブラジル現代アートの巨匠に数えられる一人、大竹富江さんの話を引用した。一人では、本を深く掘り下げて読み勧めることはあまりない。人前で発表することで、結局自分が一番勉強になっているのだと思った。

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2005/07/25 おしゃべり

0725_5日本ではよくケーキを食べていた。和菓子もたくさん食べていて、美味しいと聞けば、電車を乗り継いで行ったし、定時であがって食べにいくほどだった。
サンパウロはココ最近、ケーキが美味しい。なんと日本らしい味が楽しめるのだ。パティシエは日本人で、甘さや繊細さ、大きさも日本と同じ。だけど値段はブラジル価格。もちろん、一般のブラジルケーキではない。抹茶味もあるからね。でも、おいしかった♪
今日はお友達3人でお茶をしておしゃべりした。私以外、みんなブラジルに長い人たちだから、それぞれの友達が、友達になってくれると私はとても嬉しい。おしゃべりは止まらなくて、あっという間に時間が過ぎた。またおしゃべりしようね~!

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2005/07/24 朝ごはんを外で

0724日曜日の朝、近くのバールというかランショネッチで遅い朝ごはんを食べた。私はハムとチーズを鉄板であっためて、小さいフランスパンに挟んだ「ミストケンチ」を注文。この小さいフランスパンは、日本人の食パンの感覚ほどにブラジル人に馴染んでいる。ポンフランセーズという名前がある。パートナーは、バウルーを注文した。バウルーはミストケンチにスライストマトを挟んだもので、あとは同じ。チーズがとろけ出して、おいしー☆それといつもフレッシュ、大好きなオレンジジュース。
0724_2タクシーの運転手さんにオススメされたとおり、最近改装されてきれいになったので、とても快適だった。カウンターの男性客は、新聞を読んでいたが、その隣の男性は、分厚いステーキを注文していた。鉄板にジュー!という音がはじけて、彼が肉を注文したことに気がついた。なんだかスゴイとおもって、お肉の焼き方を指示するおじさんが、妙に元気いっぱいにみえた。

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2005/07/23 神さまの川

RioTieteサンパウロを流れる川の一つはチエテという。グァラニー族の言葉で「神さまの川」の意味だそうだ。川沿いを主要道路が走っているのだけど、車の窓を開けるとめちゃくちゃ臭い。川に流れはない。
この川は、日本の援助が入っている川だとタクシーの運転手さんにきいた。今まで洪水で道路が寸断され大変だったのに、洪水は工事を始めてから、一度しか起こらず本当に助かっているとのことだった。
私はこの川をもっと知りたくなった。縁あって、今日はボートでチエテを流れることにした。完成予定日が近いことと、乾季のうちに仕事をはかどらせなくてはいけないため、今日もたくさんの人が働いていた。ボートが風を受けて走れば、臭いはどうにか我慢できる。
いつかこの川の水が浄化され、川のある美しい街にサンパウロがなることを、私達の思い出の土地だし、大事な人たちがたくさん住む土地だからこそ、心から強く祈りました。

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2005/07/22 あったかい

0722お友達夫婦とみんなで食事をするのは楽しい。今日は韓国料理のお店に、お友達夫婦と一緒に来た。6時間前以上に予約が必要なサムゲタンを頼んでおいたよ。もち米、にんにく、ナツメ、朝鮮人参がはいった丸ごとチキンを、ネギと塩で食べる。さっぱりしていて、あったかくて、おいしぃぃ♪
満腹になった胃をたずさえた帰りの道路は、珍しくちょっと渋滞していた。トンネルの中はランプが明るい。三車線、それぞれの夫婦の車が走る。偶然が重なって、人は出会って、一緒に生きようと決めたり、友達として同じ時間を過ごして、笑ったり、励ましたりする。人はあったかい。

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2005/07/21 意外

0720_2今日はカリグラフィーの「Welcome」カードを完成させに行ってきた。文字も紙も色は自分で選ぶ。それが一番難しかったけれど、それも楽しかった。マロンムースとアップルティのお茶の時間も嬉しい。寒い日にぴったりのお茶でおいしかった~♪
私がペンの色に選んだのは、暖色。サンパウロは今ちょうど冬で、連日寒いことがその色を選ばせた理由だと思う。どうなるかと思ったけど、意外に上手にできたねぇ(^-^)
0725_2今日はサンパウロの日本食レストランで毎年一番に選ばれるお店に行った。サントリーが経営していた「燦鳥」から、日系人に経営が移り、今年から「シントリー新鳥」になった。名前とマークと経営者がかわっただけで、内装もメニューもシェフも何も変わらないと言う。0725_3戸建で、入り口には江戸時代の鎧兜、日本庭園もあり、天井が高く、濃い色の木目で統一されていて、雰囲気がとてもいい。さすがだなぁと思ったよ♪ごはんは、シェフのオススメコースにしたのだけど、天婦羅と書いてあって、イカリングは冗談かと思ったし、お味噌汁の具にもやしは残念だった。あんみつは、フルーツとバニラアイスが殆どで、寒天がわずかで、私はとても寂しかった。雰囲気がとっても「日本」なだけに、中身も期待しちゃったのがいけなかったのかな。ただ雰囲気は、ブラジルとは思えないほど日本だったよ☆

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2005/07/20 たてがき

0707_3私は横書きに慣れている。横のほうが書きやすいし、まっすぐに書くことができる。
30歳年上のお友達からもらったお手紙は、毛筆の縦書き。とても美しい字で、眺めていて飽きない美しい字だった。心穏やかな優しい文字の、心のこもったお手紙だった。嬉しかったし、感動した。文字の美しさが際立って、すごくきれいだと思った。
一緒にもらった木板には、彼女が刻んだ文字がある。古代の文字の「光」。人の頭上に火がある形を「光」として記してくれた。彼女が、私が「どこにいても、いつも輝いて光っていますように」という想いで選んでくれた文字。私がきらきらしていられるのは、いつも愛してくれるパートナーと家族とたくさんの友達のおかげ。みんながいるから私は輝いているんだ。心から、どうもありがとう。

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2005/07/19 船に乗る荷物

0720_1あと一ヶ月もしないうちに私達は日本に帰る。私達はそれぞれ手荷物だけでブラジルに来たのに、帰るときには船便を利用するほどの荷物がある。私は1年半、パートナーは5年弱のブラジル滞在となった。
業者さんの手際のよい様子を見つめながら、色々買ったなぁと二人で話し合っていた。業者さんにお願いする引越しは、私は初めてで、何をしていいのかわからない。どのタイミングでお茶やらコーヒーを出していいかわからず、自分が飲むついで出していた。彼らはテンポよくダンボールを作っていく。トンタントンタン、ダンボールを形にして、しゃかしゃシャッシャッシャッ紙で包んで、最後はテープでくるっくるっくるりん♪と非常にリズミカルだ。
個数で言えば29個。びっくりな量だった。みなさんのおかげで、きっと私達の荷物は無事海をこえて日本に到着し、私達の部屋にブラジルの香りを運んでくれるでしょう。どうもありがとうございました。午前中につくったマフィンを持って帰ってもらったよ。

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2005/07/18 果物いっぱい

0718_1果物がいっぱい安く食べれるのは南国ならでは。昨日の日本祭りの会場にあった特設果物ブースで私はたくさん果物をかった。オレンジ、バナナなど毎日たべる果物と、デコポン、スターフルーツ、マラクジャ、グアバ、マンゴー、ジャブチカーバを買った。全部買っても1000円にははるかに遠い。贅沢だなぁ。
日本でも、世界の果物は食べることができる。だけど、その土地のものを、その土地で食べるのが一番おいしい。だって、この気候も土のにおいも、うまみのエッセンスだから。

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2005/07/17 大賑わい☆日本祭

0717_1去年はイビラプエラ公園の前で行われた日本祭り。なかなか前に進めないほどの大盛況につき今年からは会場を変えて開催された。地下鉄からも遠いし、入場料も取るし、だだっぴろくてどうなるかとおもったら、そんな心配はよそに大盛況。会場が大きくなった分、人も入って、とにかく大賑わいだった。日系人だけでなく、ブラジル人もたくさん!
ここには日本の味もたくさんある。私は、辛子レンコン、おはぎをかった。陶器で作られた箸置きをかって、果物もたくさん買った。食べ物は全国ではないが各県人会がだしている。郷土色のある出店も多い。京都のみたらし団子を皮切りに、たくさん食べていた。たのしかった♪

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2005/07/16 外国人からみる日本

0717_9昨晩、ブラジルのメイン局グローボ「REPORTER」という番組が日本特集だった。先日ルーラ大統領が訪日した際に同行したらしい。
愛・地球博でロボットが楽器を演奏する様子から、原子爆弾を落とされた当時の広島や長崎の映像や現在語り継いでいる被爆者の話、東京のビルの地下で育つ野菜、アクアラインや日光東照宮、温泉、出稼ぎ子弟の教育など、よくまとまっていてよかったと思う。BGMでなぜか、どんぐりころころが流れていたのが気になったけれど・・・。
ブラジル人に限らず、外国人が映す日本の映像に、海外に居て、改めてその美しさに気がつく。日本は美しい国だと思った。画像は、日本祭の室内展示場で行われた「いけばな展」の作品。

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2005/07/15 レース

0712_2ブラジル北東地方はレースが有名。ブラジルのレースは、欧州からの移民の影響で、豊かなデザインがたくさんある。ポルトガル、イタリア、スイス、フランス、ドイツなど。私が最初にブラジルのレースを知ったのは、8番目に大きいレシフェという都市を訪れたとき。新婚旅行で私達はこの街とフェルナンドヂノローニャを訪れた。その記念に買ったレースがこれ。そのあと、サンパウロで買う機会に恵まれたけれど、ブラジルのレースは、十分ステキ。ブラジル製の綿に、ブラジル人の手作りだから、私にはついつい買う理由ができてしまうねぇ。うふふ。
そうそう、今日レース屋さんで会った方は初対面だったけど、私のBlogをご存知だった。ちょっと恥ずかしくて、でもとても嬉しかった。読んでくれてどうもありがとうございます♪またいつかどこかで会えますように(^-^)

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2005/07/14 真夜中の音

夕食後、のんびりと過ごしている時間に、外がうるさい。やかましい。花火もボカボカいたるところで上がっているし、車のクラクションや雄たけびも聞こえる。ふと思い立って、ブラジルのテレビをつけたら・・・やっぱり!
サッカーの試合で、サンパウロのサッカークラブが勝っていた。得点を決めたり、おしいゴールをするごとに、街中から声が上がる。11時半を過ぎても、外は賑やかだ。曜日は関係なくサッカーファンには今日は祭日なんだと思った。その頃、強盗が入ったことも知った。お祭り騒ぎに便乗して、鉄格子のないショーウィンドウを割り、商品を盗んで逃げたらしい。確かに便乗できるほど、街中は夜中とは思えないすごい音だったよ。

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2005/07/13 銃の危険

0520滞在1年半の間に私は危ない目にあったことはない。そうならないようにかなり気をつけているのだけど、ここサンパウロはなにせ治安が悪い。
横断歩道を渡ろうとしたら、すごい勢いで白バイ警官が近寄ってきて、すぐそばで止まった。よくみると、バイクに乗った男性一人に向かって、警官が彼に銃口を向けて、ぐるりと取り囲んでいた。
私の3メートルくらい近くに銃口が6つある。私の足は止まってしまった。一緒に居たお友達が私を強く引っ張って、私達はその場から離れた。横断歩道を渡りきって振り返ると、銃は既になく、車が走り出していた。友達は、流れ弾を心配して私を引っ張り連れてくれた。日ごろ意識していても、不意の出来事には、機転が利かないものだなぁと思って、ちょっと反省した。
画像は、街の中にあるお巡りさんがいる小屋。パウリスタ大通りやその周辺にちょこちょこある。そのおかげで、ちょっとは治安がよくなったと聞いたことがある。

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2005/07/12 頂いたもの

0712_1殻つきの落花生をスーパーで見つけた。どんな風に食べるか知らないので、どんな状態のものが新鮮で、値段もいくらか知らない。でも先日お友達から、両手で作るおわんくらいの量を頂いた。
紙袋に生の落花生をそのまま殻ごと入れて、電子レンジで3分チンする。そうすると、な~んと!中まで火が通り、炒りたての状態になっていた♪ぷんぷんプンプンと、豆を炒ったときの香ばしいいい匂いが部屋に広がる。美味しいし、いい匂いだし、あったかくて、幸せになった。お友達からもらったのは、落花生と作り方と幸せになる時間だった。どうもありがとう☆

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2005/07/11 パモンニャ

0529_20道端でよく売っているものの一つに「とうもろこし」がある。日本だと醤油をぬった焼きとうもろこし。ここでは色々加工して売っている。ゆでただけのものは、バターや塩を好みでつける。とうもろこしと粉を混ぜて、とうもろこしの皮で蒸し固めたもの、お砂糖をいれたあったかい飲み物、アイスクリーム、ケーキなど。とにかくとうもろこし尽くし。IMG_0596
大きな街道のサービスエリアの代わりに、「パモンニャ(とうもろこしショップ)」があることもある。もちろん、コーヒーもパンやスナックもあるのだけど、多くの人がトウモロコシを食べている。健康的なおやつだなぁとおもうけど、一つ食べると私は一回分の食事が食べれなくなるほどのボリュームに、食べるのをやめしまう。だけど、いつも近くを通るとその匂いが私を誘惑するのでした。

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2005/07/10 グァタパラ移住地

0710_18勉強していて興味があった日本人の移住地にやってきた。グァタパラ移住地、今日は入植43周年記念式典。昨年小泉首相が、この移住地の人の歓迎に喜び、急遽ヘリを降り立つことを決め、涙を流した地でもある。
このグァタパラ移住地は戦後1962年から第一陣が始まる。古くは、ココとは別のグァタパラ耕地に1908年笠戸丸の第一回移民が、通訳平野運平に引率されてきている。当時はマラリアで多く人がなくなり、今は移住地の人の手で「拓魂」と書かれた慰霊碑が置かれている。
0710_39この移住地も買ったときの思惑とは裏腹に、土地は痩せており、牛が沈むほどの深い沼地が点在し、霜害にもあった。移住地の人の苦労は、はかりしれない。だけど、特産品を売る人たちは陽気で、そんな苦労は見せていない。現在では出稼ぎに日本に行く人も多いと聞いた。
コロニアのお祭りには、季節関係なく鯉のぼりが泳ぐ。この日も大きな青い空に、鯉のぼりが泳いでいた。私は、特産の卵、お米、玄米、味噌、山くらげ、レンコンを買った。卵を買うとき、お釣りに戸惑う女の子がいた。日本語を一生懸命話している。そのあと、トイレで偶然会った。「名前はなんていうの?」と聞かれので、私も聞き返したら、「サチエ」と返って来た。彼女は、舞台で行われた太鼓演奏に出ていた。軽やかなリズムに、太く力強く響く音。0710_25
本で読んだことがあるグァタパラ。実際訪れてみることで、土地を感じる。そこに生活している人を感じる。この赤い土、背より高いサトウキビ、養鶏の鳥独特のにおい、乾いた空気。着ていた白いシャツがピンクに染まるような赤い埃。祭典にあわせて蒔かれたひまわりは満開。サチエちゃんのきらきらした目に映る故郷を感じた。

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2005/07/09 ショッピを飲みに320km

0709_2うちから約320キロ行ったところに、ヒベロン・プレットという街がある。もちろんまだサンパウロ州内だ。そこまでの街道沿いには果てしなくオレンジ畑やサトウキビ畑、コーヒー畑が続いている。どこまでも続く広大な土地、果てしなく広い大きな空。助手席で私はその景色にうっとりする。
0709_18ヒベロンプレットには有名な「ペンギン」というショッペリア(生ビール屋さん)がある。明日のイベント会場に近いので、今日はココで一泊することにしていた。ペンギンの場所は行けば分かると聞いていたけど、その通り!大きな噴水のある木々の立派な公園の前に、ペンギンはあった。1936年にできた歴史あるショッペリアだ。私達は19時過ぎに入ったのだけど、すでにたくさんの人がビールを楽しんでいる。公園に面したバルコニースペースが空いていたので、そこに座った。だいぶ寒い・・・。だから空いていたのだけど、私たちは革ジャケットに、私はマフラーという格好だったので、快適にビールを美味しくいただけた。外には列ができていて、早く入ってよかったと思った。おいしかったのよぉう☆

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2005/07/08 ラテン語の耳

MonSanMichel1オリンピックの開催地がロンドンに決まった。テレビ中継で、最終選考に残ったパリの人の声をひろっていた。
おぉっとびっくり!フランス語が分かってしまった~!!自分の耳を疑い、パートナーの顔を見た。私のびっくり顔をみて、彼は「わかったでしょ?」と聞いてきた。うん、そうなの分かってしまったの!!
私は国際経済が専攻で、第二外国語はドイツ語。ラテン語系には無縁だったのだけど、いやぁびっくり。フランス語が分かってしまった。わかったのは単語だったし、短いフレーズだったけど、ものすご~く感動(^-^)ポルトガル語って、うふふ、ステキ♪画像は、2003年友達と訪れたフランス、モンサンミッシェル。

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2005/07/07 笑う

0707_5今日は先日のカリグラフィーを仕上げに行った。久しぶりに会うお友達もきていて、話に花が咲く。内臓がよじれるほど、笑った。生活の中で笑うことは多い。歩道で目が合えば微笑むし、家の中ではパートナーと話題を通じて笑い合う。でも今日のは涙が出るほどだった。笑いの壷にはまってしまって、長い間笑っていた。
ここのところ16度と気温が低く、曇りがちで、私は風邪気味だったのだけど、笑いのエネルギーに風邪菌はだいぶ弱まってしまったようだ。元気になってきたので、その足でスーパーに行ってきました。

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2005/07/06 50億レアル?

0707_7街中にある電話や水道、電気などの支払い窓口は、宝くじ売り場でもある。
今日はそこに長い行列ができていた。私は公共料金の支払い締め切りなんだなぁとみて、通り過ぎた。仲のいい写真屋さんに寄ったら、「メガセナやった?」という。「???」な私に写真屋のおじさんは、説明してくれた。
一枚の紙は、三段あり、一段に数字が01から60まで並んでいる。一段から、好きな数字を6個選ぶ。一段が60円くらいの掛け金。3段各6個数字を埋めれば、180円くらい。はじめてやることになるロト。私は誕生日や結婚記念日、ブラジルに到着した日、今日の日付なんかを選んで、3段埋めた。
おじさんは、要領を得ていない私の替わりに、長い行列に並んでくれて、処理をしてもらい、私に印字した紙をくれた。そこには私が選んだ番号だけが出ている。今回はメガというだけあって、賞金はなんと50億レアル!!とにかくスゴイ金額。しかも今日が締め切りだそうで、それで長い列ができていたのだと知った。
写真屋さんのカウンターで、当たったらどうする?などと楽しい話をした。はずれても、楽しい時間が過ごせたから私はもうけものだと思った。

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2005/07/05 文字の美しさ

0707_6カリグラフィーを体験した。「Outono(=秋)」という文字をカードに書くという体験教室。先生になる彼女は、私のお友達で、銀製品や陶器に精通している素敵な女性。カリグラフィーを日本で長くやっていた経験を活かして、みんなに教えてくれている。実際彼女の家には素敵なカリグラフィーの作品が所々にある最初それを見て、反応した私。それで、今日のカリグラフィーに参加した。
カリグラフィーは、専用のマーカーやペンを使って書くアルファベット。文字に飾りをつけることもできる。西洋文化だけあって、シンメトリーが重視される。書道とは違う整った美しさだ。今回私がやったのは、初歩の初歩、イタリック体。まずマーカーを45度にあてて、右斜めに引く。つぎに、左下5度におろす。この繰り返しを行った。1時間くらいとにかくその練習をしていた。なかなか難しい。何をやってるのか、分からなくなってくる。
0705途中先生が用意してくれたお茶とケーキで一息。あったかい紅茶と程よく甘いぷるんとしたケーキに、力の入った指先からじわわんとほぐれていく。美しい食器もリラックスできる理由。休憩した後、再び集中した。
終わったあとも、なぜか、右斜め45度、左下5度に手が動きたがっていた気がする。今日は、角度を体感する練習から、文字の練習に入ったときがすごくうれしかった!

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2005/07/04 エッフェルだけどブラジルな洋食器

0707_4近所の仲のいいお友達が、プレゼントをくれた。今年フランスでは、「フランスにおけるブラジル年」というイベントを年間を通じてやっている。それをモチーフにした洋食器やランチョンマット、グラスのセット。
ポンヂアスーカルというスーパーで、一回30R$以上買ったとき、更に3R$払うと、買える洋食器たちだそうだ。ブラジルカラーの緑と黄色に、エッフェル塔がデザインされていて、とってもかわいい。
この日の夕食は、和食の予定だったのだけど、この食器に合わせて急遽変更。好物のチキンのクリーム煮にフランスワイン♪食卓がいつもより華やかに見えて、気分がいい夕食になりました。お友達の家族とおそろいだというこのセット、うれしいなぁ☆

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2005/07/03 ブラジルの和食器

0702_59うちには備え付けの食器があって、それは全て白。形もシンプルで使いやすいのだけど、洋食和食なんでも白い食器だと、やはり飽きてくるものだ。かといって、私は日本から食器を持ってきていないし、東洋人街のスーパーで売っている食器も悪くはないが、趣味のものは少ない。
サンパウロにはHideko HONMAさんという女性がいる。粘土で和食器を作っている日系2世で、有田に研修に行って学び、Moemaという地区に工房をもち、生徒さんも持っている人だ。彼女の食器は、いろんなところでみたことがあるけれど、今日は工房に直接行ってみた。
お店の中はとても素敵♪素朴な木の棚に、食器が使う目的ごとに並んでいる。随所に花が生けられていて、出してくれたカフェやお菓子も、飾られているお皿と同じ。自分の生活の中での使い方がイメージできる。大皿から、ちょっとした小皿、マグカップからブラジルのカフェ用の小さいカップ、花瓶や急須まである。0702_60
私達が色々観ていると、本間さん自身が話しかけてくれた。有田で陶磁器を作っていたおじいさんの話、食器の話、日本の話、工房も窯も見せてくれて、釉薬の原料の話もしてくれた。私達が買ったのは、バナナの灰で作った釉薬の食器。和食器だけど、ブラジルの土(粘土)で出来た、ブラジルのバナナの灰(釉薬)の食器。そして彼女が作っているんだから、もっと嬉しい気持ちで買えたよ。営業時間をゆうに過ぎていたのに、最後はご主人ともお話しできた。お店の玄関まで送ってくれて、「またいらしてくださいね」と夫婦で微笑んでくれた。私は、素敵な女性にまた出会ってしまった(^-^)

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2005/07/02 七夕祭り

0702_21今日は東洋人街の七夕祭り。いつも自動車いっぱいのガルボンブエノ通りは、歩行者天国になっていて、その頭上には、笹のアーチと七夕飾りが幾重にもなっている。それはそれは見事!
宮城県人会のお友達は、「ここのもきれいでしょ?」と日本と比べて言う。日本のはテレビでしか見たことのない私だから、ここので十二分に満足してしまった。0702_47
大盛況で通りはぎゅぅぎゅう。ポルトガル語で書いてある短冊をみて、「あ、そうだ!ここはブラジル」と不思議に感じるほど、日本があった。もちろん周りを見渡せば、当然来場者はブラジル人。手作りの風車を回したり、2-3人の女の子が短冊に何を書こうか、くすくすと笑いながら話していたり、下駄を見て、「見て!サンダルはかわいいね」と話したり、太鼓や阿波踊りに見入っていた。七夕飾りはブラジルの青空のもと、風になびいてくるくると、日本とbブラジルを混ぜるように回っていました。

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2005/07/01 歓送会

0701_1お別れをするのはつらいねぇ。メールや電話があって、いつでもどこでも連絡が取れるようになっても、別れるときの寂しさを同じように感じる。だって、顔を会わせるにこしたことはないもの。
今日は歓送会があった。一緒に勉強した「知る会」のお友達。心の中で、人に会えることが出来る。わかっている。だけどね、今まで通り会えないのは、やっぱり寂しいもんだね。
深呼吸して、笑った。目が潤ってきたけど、泣かない。私は、ココで、そう思えるくらい大事な友達ができたってことだ。年齢も背景も違ったけれど、やっぱり人はつながりあう。つながってくれた人がいたから、私はここで楽しく過ごせたんだと思う。
今日は12人、それぞれ一品ずつ持ち寄った。ご馳走がいっぱい。手書きのバナーもあったし、歌もあったし、それぞれからメッセージもカードもあった。胃袋も満足、こころも十二分に満たされたよ。

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2005/06/30 おしゃべり

0630_1ひとと話すのが好き。一人で何かするのも好きだけど、せっかくいる時間なら、いろんな人と喋って、いろんな話を聞くのが好き。
ここに来てよかったのは、幅広い年代の人と話せることだ。それも日本語で話す人がたくさんいるから、ありがたい。人生の先輩として「教えてもらう」という結果であっても、そのときは、一人の友達として話してくれる。子供の話、結婚の話、学生時代の話、仕事の話、家族の話、趣味や料理などテーマはいろいろ。それぞれが、いろんな環境で今まで生きてきた体験を話してくれる。
今日は、銀のカトラリーや手書きの食器で、焼きたてのスコーンやサンドイッチに紅茶を頂きながら、おしゃべりしていた。過去のこととなった苦労話を笑いながら話してくれた。みんなが素敵なワケが、ほんの少し分かったような気がした。

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2005/06/29 お持ち帰り

0627_3ここで中華料理やイタリアンを食べに行くと、私達二人でメイン一皿、サラダ一皿しか頼まなくても、量が多いことがある。ここでは残したものを持って帰るのは、特別なことではない。お店側には、持ち帰り用の容器がどこにでもある。たまにタッパーなどを使った場合は、60円くらいのタッパー代を取っているくらいで、普通は別に御代がかからない。
だいたい私達が持ち帰るのは、冷凍に向くもの。フェイジョアーダとムケッカとピザだ。いくら大好物でも、おなか一杯になって残したピザを翌日食べたいとは思わない。一人のお昼ご飯や、おやつに食べている。
ピザの最後の一切れがどうしても食べれないときだってある。一切れでも、普通に持ち帰りにしてくれる。こういう文化っていいなぁと思う。

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2005/06/28 アラスカ

0626Alaskaアラスカは、アイスクリームのお店の名前。パートナーが小さいときからある老舗のアイスクリーム屋さんだ。いつもは、カップにして食べ歩きするのだけれど、今日はお持ち帰りにして、おうちで食べることにした。
一番小さい箱は、600円弱だけど、なんと4つも味を入れることが出来る。私達は、ピスタチオ、ダマスコ(アプリコット)、マンガ(マンゴー)とカフェを選んだ。観ていると、アイスクリーム屋のお兄さんは、大きめのボールを3つくらい押し込んでいる。むぎゅぅむぎゅぅと押し込んでいて、容器からあふれてしまっている。それを蓋でまた押し込んで、包んでくれた。
夕食後、蓋をはがして、器に盛る。四色のアイスはどれも美味しいし、あと2、3回は楽しめそう♪ハーゲンダッツも好きだけど、地元のお店はもっといい。

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