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2011/11/13 大小比較

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キコは、ベネッセのこどもチャレンジをやっています。日本からの郵便が届かないアンゴラ(DHLは届きますが超高いです)。
出張者にお願いして、持ってきてもらうことしかできませんが、毎月出張者があるわけでもなく、同じ教材で三カ月、なんてこともざらです。

さて、三歳くらいから、教材の中には「どっちが大きい」とか「多い少ない」などの数や量、大きさの区別をつける内容が含まれています。

子供は、教えないと知らないんだ~なんて、当たり前かもしれませんが、感じています。日本だったら保育園や幼稚園で知ることも、ここでは私が知らせなければ、知らないままなんだとドキドキします。フランス人学校の幼稚園で、どこまでやるか分からないし、平仮名は親しか今は教えられません。

アンゴラ人に、よくキコとミコを「双子?」と聞かれることがあります。買い物の大きなカートに二人を乗せていると、よく聞かれます。
同じワンピースを着せていたり、同じTシャツを着せているし、性別も同じなので確かに似て見えるのでしょう。でも双子って、双子って…。カートの中にいるから、身長差も如実です。キコ107センチ、ミコ89センチ…どうしてかしら。

それでダーリンと話して、もしや「大小比較を学んでないのか!?」ということになりました。
私は、そんなこと有り得ないと思って、遠近法に慣れていない目の構造なのか、とか、20センチくらいの身長差は、「差」ととらえない大きな尺度を持った文化なのか、とか考えてみたんですが…。

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この一年四カ月、キコとミコを連れているとことごとく「ジェミニ(双子)?」とあまりに聞かれるので、ダーリンとは「多くの人は大小比較を学んでいないのだ」という結論になりました。

アンゴラに必要なもの、それは教育です。学校と言う施設も足りないし、そこで教える教師も足りていません。お金持ちやその子弟は、南アやポルトガルや欧米で教育を受けています。今年のミスユニバースになったアンゴラ人も、人生の半分以上は英国で育っています。そういう一握りの話ではなくて、大多数を占める国民の教育。

石油が出て、経済的には潤って、街もどんどんきれいになっていきます。でも、多くの人は教育を受けずに大人になっています。
ダーリンの仕事で、教師を育てるプロジェクトがあるのを聞くと、嬉しくなる私です。自分が当たり前のように受けた教育。教育を受ける権利は、生まれながらにしてある権利の一つだと信じたいです。

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