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2011/11/18 態度からみえた歴史

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ふと思い出したことですが、朝、開門前のフランス人学校の入口は、保護者と生徒でごった返しています。こんなに白人がいたのかと驚くほどです。
朝、チャイムが鳴って開門されると一気に流れ込みます。小さいキコでさえ、足元を取られるほどです。


あるとき、そこに警備員が混ざりました。なんでこんなごった返しているときに、わざわざと思ったのは、私だけではないようです。

でも私はキコの手を引くのに精いっぱいなので、うまく通りに抜けましたが、小学生くらいの白人の男の子が、その黒人の警備員に突っかかっていました。何を言っているのかはフランス語なので分からないけれど、その口ぶりは、ものすごくバカにしたような、吐き捨てるような上に立ったような言い方。

言われた警備員は、明らかに年上で、後ずさりしていました。きっとその子供の親も、そうやって、接しているんでしょうね。


母は、小さいころ姉やがいる環境で育ったと言っていたけれど、私は核家族で育ちました。母はボランティアをやったり、会社員をしたりしていたので、家事を妹と分担することは当然でした。
お手伝いさんがいたのは、新婚時代を過ごしたサンパウロでのこと。掃除や後片付けをするだけお願いするお手伝いさんでした。


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今より全くポ語ができない私でしたが、毎日掃除に来てくれる彼女に感謝していて、結婚したと聞いたときはプレゼントとカードを贈りました。そのあと彼女は、結婚式の写真を嬉しそうに見せてくれました。私はとても嬉しかったです。


アンゴラに来ても、私の態度は同じです。
子供たちは、お手伝いさんにも運転手にも警備員にも同じように、「ボンヂア」と挨拶をし、何かしてもらった後は「オブリガーダ」とお礼を言います。キコとミコが話せるポルトガル語は、その二つです。


雇主である以上、きびしく指導したり、言いつけることがあったり、命令しなくてはいけないことはありますが、当然の行為でも、お礼を言うことにしています。ちゃんと仕事をしてくれて、どうもありがとう、というお礼です。
お礼を言われて、いやな気持になる人っているのかしら。


白人のその少年の態度は、私にものすごく突き刺さりました。なんだか歴史を見たような気がして、ひどく驚き、悲しくなりました。ここでは、白人のそういった態度に、悲しくなることがたまにあります。

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