2007/11/26 「きこちゃんと蜘蛛」

子供嫌いな私が、子供が生まれたら、子供ホリックになったみたい。
きこが眠っている間、日常生活を絵本風に見たら、なかなかそれっぽくなった。色んな絵本に影響されているのかも。でも本当に黒い蜘蛛がいて、よくキコを見ているのです。だから、忘れないように、ブログに書き残しておこうと思ったよ。

あるおうちに蜘蛛が住んでいました。
そのおうちには、小さいきこちゃんが居ました。
きこちゃんは、まだ小さい赤ちゃんです。
かわいいかわいい赤ちゃんでした。
昼間は居間の隣の和室に寝て、
夜はお父さんとお母さんと一緒に寝室のベットに寝ます。

ある昼間、蜘蛛は、きこちゃんを見つけました。
大きなお布団に小さいきこちゃんはすやすや眠っていました。
蜘蛛は、きこちゃんを見たくて仕方ありません。
「小さいヒトがいるぞ。息も小さいぞ。体も小さいぞ。もっと近くで見たいな」
蜘蛛はそう思いました。
お母さんがいると、お母さんは蜘蛛を追い払ってしまいます。
蜘蛛はそぉっと近寄りました。
でもお母さんは、いつもきこちゃんを見ていて、蜘蛛を見つけると、
「あっちへ行ってね」と言われてしまいます。
蜘蛛は言われたとおりにしたので、なかなか見ることが出来ません。

蜘蛛は壁を伝って、天井からキコちゃんを見ることにしました。
「わぁ、かわいいなぁ。もっと近くへ行ってみよう。」
ランプシェードの紐を伝って、キコちゃんの傍に蜘蛛が降りてきました。
「わぁ、かわいい女の子だ。かわいいなぁ!かわいいなぁ!」
そこへお母さんが来ました。
蜘蛛が我が子を見ているのを知って、そっとしてあげました。
だって、蜘蛛もおうちの住人ですから、きっときこちゃんと
仲良くしたいに違いないのです。

蜘蛛はぷらんぷらんしながら、かわいいきこちゃんを
いつまでも見つめていました。

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